いつ頃からか、市場の評価は当てにならなくなってきた。
優れたものは適切に評価されず、下手くそなものが評価される、
という現象は多くの人が感じるものとなっている。
大衆も権威も優れたものを評価できず、
権威やブランドも当てにならなくなっている現代。
そして優れたものは、大衆にも権威にも評価はされないが、
その後の世界の主流(スタンダード)に着実になっていく。
誰からも評価されないが、確実に時代を牽引して引っ張っていき、
時代に残るものとなっていく本物。
本物を見抜く目を誰も持っていないがために、愚かさは益々極まり、
世界は荒れる。そして弱者は真っ先に脱落する。
優れたものを正しく評価し、有るべき所に有るべきものが収まるだけで世の混乱は収まるというのに、誰も本物を見抜くことができない。
しかし、人類は学習しなくても、
優れた本物は、誰からも評価されずとも着実に世界を切り開き、
凡人には理解されずとも、時代の主流を作りあげていく。
今も昔も進歩なく、滑稽な世の中なのだろう。
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