http://omocoro.jp/kiji/64616/
この哲学的ゾンビの漫画がたんなる哲学的ゾンビ紹介漫画ではないと思うところは、
桃髪の女の子に感情移入したり共感したりして読むときには、
自分が哲学的ゾンビになることを想像させられるところだな。
ふつうは(?)他人が哲学的ゾンビであるかどうかについて考えるんだろうが、
自分が哲学的ゾンビになって、基本的にはほとんどの人間には意識があるってところも
たんなる哲学的ゾンビ紹介漫画とは言えないところだろう。
もちろん自分が哲学的ゾンビになることを好ましいと思う人がいるかどうかとかもそうだろう。
哲学的ゾンビにピンとこない人も結構いるようなんだが、
哲学的ゾンビってのは他我問題をそこそこは知っていて、
他人の意識とかあることをかなり強く信じてるとしても(信じてなくてもいいが)、
たかだか信じられることであって、
科学の前提にはなるが、それを科学的方法で確かめることはできないとか
潜在的に思い続けている人には当然のこととして把握できることなのだろう。
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