自分と他人の信頼関係はお互いの存在を認め合うことで生まれる。
ここで自分から相手への信頼に限って言うと、相手を認めることは相手の能力や人格や考え方、を把握するということである。
すなわち、正確に相手のそれを値踏みすることである。
そのために、わたしは”諦める”。
諦めるとは普通ネガティブなイメージの言葉だ。 自分の希みを捨てるという意味だから。
しかし、それは不幸なことではない。 そも自分の希みが他者や自分にとって幸福なことなのかも分からないのだ。
であれば、ありのまま相手を受け入れればよい。 ありのままの相手の姿を受け入れ、自分を度外視して、全く相手のことだけを素直に見つめる。
そうすれば相手が何ができ、何を信じ、何を幸せと感じるか見えてくる。
相手に求め過ぎない、自分の希みを押し付けないことが、信頼であると考えている。
そう思える様になるには何年かの年月を要するだろうが・・・。