「感謝しなきゃいけない」っていう気持ちで蓋をしてただけでムカつくところは有るんじゃない?
"少し厳しくて少し過干渉だった"ことのエピソードの中に、心底納得いってない所があると思う。
どんな些細な事でもいいから、心当たりがあることをノートとかに書き並べて吐き出した後に、自分がどう思うかで決めて見たら?
「親を怨むことなく大人にしてくれたってことは、親は割とすごいことをやってくれたんだ」って思って無理やり感謝する手もあるけど、それも少し違う気するしな。
俺は「親には感謝しなきゃいけない」って強迫観念が子供のころからあり、そのせいで自由に生きられなかったって悩んだ時があって、その時にアダルトチルドレンのミーティングに行ったことがある。
アメリカの映画(ファイトクラブのガン患者のミーティング)みたいな空気で一人ずつ話していくんだけど、親から虐待されたっていう人が何人かいて、その人は親に対する恨みつらみを吐き出していた。
それを聞いてて「俺は恵まれた家庭に育ったんだな」と思うと同時に「親のことをこんなにボロクソに言えるのって羨ましいなぁ」とも思ったのよ。
そう思って今まで持っていた親に対する思い(「我が子の名前を占い師に決めさせてるんじゃねーよ」とか本当に些細な事)をいろいろ書いていった。
そしたら少しだけ印象は変わったよ。 上手く言えないけど。