お父さんが怖い。お母さんが怖い。おねえちゃんが怖い。幼なじみのゆいちゃんが怖い。隣の家のアイちゃんが怖い。クラスのみんなが怖い。みんなみんな怖い。自分以外の人がみんな怖い。
人が何を考えているのかが分からない。にこやかに談笑している相手から突然ナイフで刺される想像が止まらない。寝ている間に首をかき切られるのが怖い。どうしてみんなが平気でいられるのかが分からない。平気なふりをしているだけだと思うのに、どうやらそうじゃないらしい。なんで私だけ。
分からない分からない分からない。怖いよ。一人になると涙が出てくる。ずっと一人でいたい。
お母さんの作る料理が怖い。おねえちゃんが作ってくれたぬいぐるみが怖い。私を監視しているような気がする。
みぃちゃんごめんね。私と一緒に遊びに行きたいって本当なの?信じられないの。ごめんね。いつも断って。でも、できたらもう誘わないでくれると嬉しいな。
誰もいない極寒の世界で、一人きりで。
見渡す限りの雪と氷。なんてすばらしいんだろう。
氷でできたみぃちゃんだったら、いくらでも誘いにのってあげられるのに。
みんな凍りつかないかな。
うんこ漏らした 理想の美少女が書きそうな増田