毎晩、床につくと、消えたくなる。もう疲れた、消えてしまっていいかな。
そうすると、どこからか、いいよ、という声が聞こえてくる気がする。
いいよ、でもあと3ヶ月だけ、それだけは。
もう疲れたよ、私はもうだめだ、体に力が入らない、がんばれない。ただのずた袋のように布団にへばりついている。明日の朝が来たら、また立ちあがれるのだろうか、そもそも立ち上がりたいと思っているのだろうか。このまま地面に沈み込んで消えてなくなりたい。
体の中が痙攣するように震える。内臓がぎゅっと圧迫される。吐き気がこみ上げる。
私の体が私のものではないという感覚。私はただの容れ物にすぎない。大きな役立たずの袋だ。ずるずると身を引きずって仕事に出かける。人間のふりをする。
何カ月も前からだ。食べる物も嗅ぐ匂いも動きも自分ではコントロールできずふりまわされ続けている。
もはや私という人間に価値はないのだ。この体は何か別のものを保存するためだけのものだ。私の頭も感覚もその役にだけ立てばいい。私の人格なんてとっくの昔に消え去ってしまった。ここにいるのは袋に改造された私の肉体だけ。
そうか、消えたいと思うまでもない。私はとっくに消滅したのだ。
今の私という存在はこの袋の中のもう一つの命を生き延びさせるためだけのものだ。あと3ヶ月、こんな体でも、どんな高級な保育器よりも役に立つというのだから、だからせめて息をし続けよう。
少し眠ったら、また起き上がって仕事に出かけよう。重い体を引きずって、突っ張るお腹を抱えて、眠気に支配されたぼんやりした頭で。
今すぐ休むんだ
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妊娠中と思って書くけど、産後はもっときついかもしれないわけで。 なりふり構わず誰か頼れる人がいるなら頼るべき。 増田にこんな事書かなければならないほど追い詰められてるなら...