2015-06-06

なぜ正面に立つ

電車から降りようとする時、たまにドアの正面に立ち空いたと同時に乗ろうとする奴に遭遇する。

若いのに出会ったことはない。

決まって50代以上の中高年だ。

ドアを介して対峙しても、ドアが開いて面と向かっても、奴らは全く動じる気配を見せない。

しろ、何だお前はって顔をされる。

今まで、ホームアナウンスでも聞くように、降りる人が先だと思っていたが、

次第に自分が間違っているんじゃないかと、段々と思うようになった。

あー、そうか、きっことこれが年の功ってやつか。

自分はまだまだ若いなと反省した。

先日、電車のドアが開くと同時に堂々と入場する、

大きなキャリーバッグを持ったおばさんがいた。

ちょうど若い女子大生風の2人が電車から降りようとして、お見合い状態になった。

若い2人は、「降りる人が先でしょ」と、当然のようにサラっと口にした。

年の功って言葉を身を以て知っている僕は、

「あー、やっちゃった。違うんだなー」と心の中で思ってしまった。

ほら見たことか。優先権行使して先に車内に乗り込んだおばさんが、

若い2人を黙って睨みつけている。

その光景を見て、また1つ勉強になった。

Don't think.FEEL!"

おばさん、教えてくれてありがとう!!

若い2人なら、空気を読むって言葉常識だと思っていたけど、

この機会にいい勉強になったんじゃないかな。

やっぱり僕はまだまだ若い

これからも年長者からたくさん学ばなくては。

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