2015-03-03

テレビやら新聞やらが、東日本大震災振り返りシフトに入っている。

被災地の今も伝えられている。

復興への道程は今どのぐらいか、という切り口のものを多く見かける。

地震のあった年には、まだ、たまに、以前と同じ町には戻らない、とか、

元々緩やかに消滅に向かっていた町の、消失が突然訪れたんだという論調も見かけたのだが

最近はそういうのもあんまり見かけない。埋もれてるだけかもしれないけどさ。


東日本大震災被災地復興する、というのが、どういう状態を想像しているんだろうか。

その辺のイメージが、イマイチ良く見えてこないのが、何ていうか偽善的で気持ち悪い。

震災半年後ぐらいから去年の始めぐらいまで、ボランティアで、ある町に、2月に1度通っていたのだが

地元の人と話していても、そういう「どういう状態にまでしたいのか」と言うイメージが伝わってこなかった。

そういうもんなんだろうか。そのように、ある程度共通のイメージを持たぬまま、カオスに詰み上がっていくのかな。

それはそれで、悪くない感じもしないでもないけれど。

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