2014-10-09

forguncyは、はたしてExcel方眼紙を越えられるのか?

これまでいくつもの帳票ツールExcelに戦いを挑んでは破れてきた。

なぜことごとくExcelに敗れてきたのか?

それは、Excelネットワーク外部性によるものだ、

簡単に言うと、オフィス用のPCにはすでにExcelインストールされているからだ。

Excelの最大の利点は、発注元だろうが下請けだろうが、ほとんどのオフィスPCインストールされていて、だれでも使えるということにある。

わざわざ書類を作って、上役を説得して、申請を通して、購入するといった面倒事が全く必要ない。

また、Webシステムなどを用意する必要もない。

メールファイルとして添付できる。

メールで受信したデータ編集するのも簡単。

なので、企業やら役所やらのデータのやりとりに頻繁に利用される。

このExcelネットワーク外部性の優位を覆さない限り、

また第二、第三の帳票ツールが出てきては、

Excelの前に屍の山を築くことになる。

forguncyは企業内のExcel方眼紙の置き換えには向いてるかもしれないけど、

SIerやら役所でよく使われるようなExcel方眼紙の置き換えは出来ないだろう。

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