毒親に苦しめられたり、いじめられたり、友だちがいなかったり、ややこしい人に絡まれて憤慨したりしている人をしょっちゅう見かけるようになった。
はてブを見るようになる以前は、周りの人間が皆大人として分別をわきまえて楽しそうにしているのに、自分一人が苦しんで、自分だけがおかしいんだと思って孤独に戦い、自殺も考えるようになっていた。
SNSを見ても皆楽しそうに遊んだり成果を出したり活き活きと人生を謳歌している様子しか見えてこなかった。
しかし今は自分のように苦しんでいる人間は自分以外にもたくさん存在し、皆苦しんでいて、純粋に人生を楽しんでいる人間はどちらかというと少数派だということがわかった。
今でも苦しみの量自体は特に変わっていないと思う。しかし自分と同じ人間は世間にたくさんいる、と思えるだけで自然と自殺を考えないようになっていった。