そんなに多いか? 「日本に住んでたけど嫌なことがあって日本嫌いになった」とかいう外人キャラも割りと居るような気がするけど。パッと思いついたのがメジャーの「ジョー・ギブソンJr」かな。まあ、あいつは日本が嫌いというか主人公が嫌いだったわけだが、長年日本に住んでて、日本から離れても日本人の主人公と口喧嘩できるくらい日本語が流暢なのに、日本に対する好意は全く感じられないキャラだった。「藍より青し」だと、日本好きの外人キャラはいたけど、一方で帰国子女のサブヒロインは日本の男を幼稚って腐してたし。そもそも理由なく外人が出てくる作品って、今でもそんな多くないような。
まあ、日本が理由なく嫌いだとかだと、ぶっちゃけ今だとレイシズムだの何だので五月蝿いしテーマが増えちまうから、そういう「差別問題」に焦点を当てた作品にしたくないなら、日本好きにしておいた方が丸く収まる。アメリカの作品に「昔の奴隷貿易を恨み、アメリカという国を憎む黒人キャラ」なんてあまり居ないだろ。黒人差別に焦点を当てたいなら、出すこともあるけど。