精神的に参っていたり、病に蝕まれて辛い時に
自分の身を案じてくれる人がいないというのは地獄だと半生記生きてきて今更悟った。
苦境に陥った時に心配してくれる人を親以外に見つけることが
可能な人が幸せな人なんだ。
そして逆に心から他人の心配を出来る人だけが
人生のほんとうの意味を知ることができるとシミジミ思う。
そうでない人は蛋白質で構成された自分というシステムを
維持するためだけ、それだけのために生きている。
それはとても退屈で不毛なことで、結局は刹那の刺激を
求める以外に人生において楽しみが見つからなくなってしまう。
僕はキリスト教徒ではないけれど
「汝の隣人を愛せよ」という言葉の意味することの深さを
やっと理解できた気がする。
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