まあ、怒りやすいというよりも、怒る事に慣れているというかね。
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例えば、不快な問題に出くわしたとき、解決する為には、問題を把握する、解決方法を探る、実際に解決する、なんて手順が必要だよね。
赤ん坊なら、最初の段階で泣くね。もうちょっと成長したら次の段階まで言って、どうしていいかわからなくて暴れたりする。
さて、考えるのが苦手な人は、適当な解決方法がわからない場合がある。また、そこまで進んでも周囲に説明するのに言語能力が不足していることもある。ファック、しか言えないと、少なくとも詳細には伝わらない。
そうすると、不快な問題が与えるストレスと、どうにもならないストレスが残るので怒る。
のではないかと思う。
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また、怒る事で問題が解決する事もある。
もちろん、そんなことばっかりではないけれど、怒鳴れば解決する問題が世の中にあるのは事実だ。大半の人間は厄介事が嫌いだから。
問題が起こる、怒る、解決する。この流れを成功体験と捉えてしまう。
成功体験を積み重ねて行くうち、彼や彼女の脳内では問題と怒りが直結されてしまう。
人間が物事を繰り返すとき、ある程度パターン化しようとするのは、多分誰でも同じ。
これを繰り返して、怒りっぽい人は一層怒りっぽくなっていく。
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一方、暴力で問題を解決する事の場数が足りない人は、暴力をうまく利用できない。
それは恥じることではないけどね。
怒鳴られて脅かされたり、叩かれて脅かれながら教えられたり、注意されても 怒鳴られたり叩かれる事に気が行ってしまって、頭が働くなっているから理解し難い時も有るし 普段よ...