松井稼頭央、西岡剛、中島裕之がメジャーにおいて遊撃手失格の烙印を押され(押されかけて)、一方、川崎宗則はそこそこ評価されているのだけれど、なぜこういう事態が起こったかの考察した。
その結果、通算守備率.980以上の遊撃手はメジャーでも活躍できるであろうこと、そしてそれ以外の要素は判断材料足りえないことが分かった。
直感でいえば、NPB時代、前三者の守備は華があるけどどこか不安定であり、川崎はうまいのだけれど目立たないという守備であった。
そして、メジャーにおいては、NPBで華のある守備とされたものは日常の光景であり、不安定さだけが目立ち、結果ミスのしない川崎だけがポジションを維持できるという事態が生まれた。
これを現在のNPBに当てはめると、鳥谷、井端は間違いなく守備ではそこそこ以上と思われる。一方、坂本、今宮は論外となるであろう。