2013-06-29

以前に社内交流会の幹事会社の同期が任された事があったが、食べ物の量が圧倒的に足りないとバッシングをうけた事があった。

 

それもそのはず。上層部から1人あたり会費500円でやるように指示が出ており、食料をろくに調達できなかったからだ。

ただし、元々は乾き物にちょっとお酒で景気をつけるのが趣旨の会なので、会費500円程度で飲んで食べてを夢見た社員達の履き違えもいい所という事になる。

 

それから半年。同様の会を開く事になり、自分に白羽の矢が立った訳だが、今回は運よく特別予算下りた。

潤沢な資金にモノを言わせ、このピラニア社員達が満足する量の飯を、味に定評のあるケータリング業者に発注した。

同期の無念を糧に、万難を廃し、人事を尽くして迎えた交流会だが、結局文句だらけだった。

 

ちょっとご飯あまったね。コレもったいないよ。何考えてるの?」

「酒ぇ、もっと高いワインはないのか!?

「種類がもっとあったらよかったねぇ」(注:業者と打ち合わせの上、妥当な品数を確保済み)

 

いやー、言われる筋合いがない事ばかり。こいつらはタダ飯に一体何を望むのか。

人の欲求は際限ないという事を思い知った一幕だった。

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