普通、コーヒーをブラックで飲むのはその香りを楽しむとか、飲むこと自体がかっこいいだとか色々考えるが
味はどうだ?と聞くと皆渋い顔で「苦い」という。
そらそうだ、好き好んでブラックを飲むのはステータスと考えるドМしかいない。
同じ事が会社にも言える。
好き好んでサービス残業をし、上司のパワハラを笑顔で受けて基本給から社長や役員の接待費が抜かれた寂しい手取りのために
汗だくで働く人たちが口を揃えて叫ぶ「ブラック」も昨今すっかりお馴染みとなったフレーズだ。
しかし、コーヒーのように苦い思いをしてまで「ブラック」に居残り続けるのはどういうことだろう。
実は正社員(=ステータス)という心地良さに「ブラック」も我慢している、というのが本当の所じゃないか?
もしそうであるなら、きっとドМなんだろう。昔から言うでしょ、叩かれて伸びる人って。
さあ、今日も元気に行こうか。