2013-02-28

精神障害者社会に出るべきでないのか?

2018年精神障害者雇用が義務化される方向らしい。

ネットでは阿鼻叫喚だ。それもそうだろう。彼らとしては「キチガイ」を受け入れて管理するリスクを抱えるなんて考えたくもないだろう。

そういう記事や反応を見ていると、やっぱり精神障害者に対する偏見はまだまだ根強いだろうし、これが緩和されることはないんだろうなあと思う。

そして発達障害を持つ自分としても暗澹たる気持ちだ。

発達障害者は扱いづらいか年金でも渡して社会に出すなという声すらある。

自分は確かに他の人と同じ指示を受けても同じような成果を出すことはできないと思う。

ただ、やり方さえ変えればそういう問題は何とかなるんじゃないか、人並みかそれ以上の成果をあげられるんじゃないかと思っている。

 

でも、会社はそんな対応はできないと言う。

会社は他の人間と同じように指示を受けて同じように成果を出すように求めている。

少数の人間のために指示のやり方を工夫するなんて、職場環境を配慮するなんてとてもできないのだと言う。

 

社会身体障害者に対してはノーマライズと言い身体障害者でも生活をしやす環境に整えようとするのに、

精神障害者に対しては非常に冷たい。

身体障害者のために職場環境を整えるよりも仕事の指示の方法を変える方がずっと楽なはずなのに、そんな面倒なことは嫌だと言う。

社会に出ないで引っ込んでいろとすら思う人間もやはり多いのだろう。

一体全体どうしてこんな差が出てしまうのだろう。

  • ただ、やり方さえ変えればそういう問題は何とかなるんじゃないか、人並みかそれ以上の成果をあげられるんじゃないかと思っている じゃあ君がそういうシステムなり会社なり作れば...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん