後輩にナメられていませんか?
今回私は、先輩-後輩間の上下関係が自然発生することはないという事実について述べたい。
上下関係は、「下」の側にメリットがないと、決して発生しない。なぜなら、「上」の側になりたい人はいくらでもいるが、好き好んで「下」の側になりたい人はいないからである。
会社の部下は、上司に嫌われると自分の査定が下がることを恐れて、好んで「下」の側につくだろう。
名門の運動部などでは、後輩が先輩やコーチから学べる事が多かったり、親身に育成してもらえるなど、メリットが多いので、後輩は厳しい上下関係に服従しているのだろう。
そして、会社の先輩平社員や弱小運動部の先輩は、後輩に何のメリットも提供できない場合が少なくない。
もしあなたが、後輩にタメ口を聞かれたり、小ばかにされている場合、その責任はあなたにある。甘んじて受け入れるか、あなたの下につくメリットを後輩に提示する必要がある。