■ばあちゃんから殿様の話をきいた
ばあちゃん(大正うまれ)から、ひいじいさん(ばあちゃんのお父さん・明治初期うまれ)の話を聞いた。
ばあちゃんの家は田舎藩主の家臣だったらしい。
ひいじいさんは明治の人だけど、まだ主従関係の影響はハッキリと残ってて、
藩主家の当主のことは「御前様」と呼んでいたとか、
当主の息子が結婚するときは旧家臣も集まって会議をしたとか、
ばあちゃんのお兄さんも、正月には「御前様」の家に挨拶に行かされたとか、
正月には「御前様」の家で園遊会がひらかれたとか。
昔っちゃ昔だけど、80年前にはまだ、江戸時代の君主―家臣がひきずられてたんだなあ、と意外だったり
でも明治維新から60年しか経ってなかったわけで、当たり前かもなあと思ったりしました。
田舎藩の小藩の家臣でもこんな話が出てくるのだから
今でもそういう意識がどこかに残ってる人達がいてもおかしくないね。
そんな話、ないでしょうか。
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