2011-01-26

ドッペル恋愛

小説なのか実話なのかはご自分想像に任せます

※姉弟恋愛です

君は僕で僕は君。そっくりな双子

見分けがつかないくらいそっくりでまるでドッペルゲンガーのようだった。

でも大人になって来て、中学くらいまで行くと君は女の子らしくなって、僕は男の子らしくなって。

僕はその感じがつかめなくて君にあたったりもした

でも君はお姉さんぶって僕の事をなんでもゆるしてくれた。

おかげで君に甘えてしまって、僕は大人になれずにいた。

ある日僕は初めて君が泣いているのを見た。

月に向かって祈るように泣いていて、男の名前無限のようにループしていた。

そのとき僕は初めての感情が生まれた気がした

ドロドロで醜い、出してはいけないようなもの。

僕は嫉妬していたのだ、気づかなかった。

彼女に恋をしていたなんて。

僕は目を閉じて息をすった。なんだかとっても悲しくて。

ぼくはどうしてこうなってしまったんだろう。

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