2024-04-01

新卒Webコーダー諸君に告ぐ

4月から入社したコーダー諸君

キミたちがすでにReactやVueTypeScriptを鮮やかにコーディングできることはよく知っている。

だが、弊社が運用更新保守業務を請け負っているサイトの中には、いにしえの「XHTML」で書かれたものがまだちらほら残っている。10年以上リニューアルしていないような古めかしいサイトに多い。

そのうちのどれかを、君たちの誰かが担当することがあるかもしれない。

その時はぜひ気をつけてほしい。

XHTMLでは、<img> や <br> は、閉じろ。

<img />、<br /> のように自分自分を閉じるスラッシュを必ず書くのがXHTMLルールだ。

もちろんこんなルールに丁寧に従わなくても表示は正しくされる。

だが、ソースバリデータに通せば閉じスラッシュのない空要素はすべて文法エラーとされる。

納品先の意地悪な情シスがいちいちバリデーションして結果にケチをつけてくることだってある。

そういう隙のない納品物を目指してくれ。

なお、いくつかのXHTMLサイトは君たちの先輩が組んだものだ。CSSには君たちの知らない謎のテクニックがたくさん書かれているだろうが、それを参考にする必要はない。当時はそうするしかなかったが、もはや無用のものばかりだ。

だが、それを見てキモいとかダサいとか大きな声で嘲笑してはいけない。それを組んだ人は案外近くの席に座っていたりするからだ。傷つくんだ、けっこう。

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