■表現を変える自由

漫画の新装版で著者が自主的に登場人物のセクハラ的言動を変更したり、SNSの投稿や雑誌の記事で不適切と言われて削除や変更をする例がままある。

この手の話題では大抵表現の自由を標榜する人々が大手を振り、規制や圧力、ポリティカル・コレクトネスに屈したと騒ぎ立てる。例え表現者自身が、後に思い直したり、周囲の評価に妥当性を見出したとしてもである。

表現を変える自由も表現の自由であり、尊重されて然るべきであるが、表現の自由を標榜する人々によりそれが憚られるのはなんだか皮肉に感じる。

Permalink | 記事への反応(1) | 19:27

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