予約販売商品の定価などの適正な販売価格より著しく高い価格やプレミア価格で新品を販売する出品者もとい転売屋はそもそもAmazonストアにおける適正な価格設定に関するポリシーに違反しているという圧倒的不利な立場にある。
https://sakujo.or.jp/amazon-resale-report/#toc4
このためポリシー違反の高額出品を誤って購入してしまったせいで適正価格との差額分の金銭的被害が生じた場合出品者のポリシー違反を根拠に差額または全額(実際にはメーカー保証を受けられない新品表示もできない非正規中古品なので正規新品再購入のための全額返金が基本)の返金を出品者およびAmazonマーケットプレイス保証に請求できる。積極的に購入するほど確実ではなくとも誤って高額転売品を買ってしまった人には出し得の正当な返金請求である。つまりすでに誤って買ってしまった被害者でもこのように返金対象になることを教えてあげれば保証期間内であれば返金により被害が救済される。転売者にとっては転売が取引完了しても利確できたことにならない。保証期間内の被害者は今からでも試してみるといいだろう(結果報告は役に立つよう商品名と購入額が定価の何倍だったかを明記しよう)。手順は次の通り。
1. 誤って規約違反の高額で商品を購入させられたことによる金銭的被害を根拠に通常の返品手続きにより出品者に全額または差額の返金を求める。
2. 出品者がいずれの返金も認めなければ出品者の規約違反による被害に基づいてマーケットプレイス保証を請求することを予め通告して自発的返金を求める(返品されても商品の損傷により赤字か丸損になるリスクがあるのでせめて損失ゼロにするため差額返金で収めたいと考える出品者もいるだろうしAmazonも保証を使わせずそれで収めるのが一番得と考え出品者に促すだろう)。
3. 48時間以内に出品者から回答がなければマーケットプレイス保証を請求できるので請求。
4. 出品者に返金拒否されたら出品者の規約違反による被害を根拠にマーケットプレイス保証を請求。
5. マーケットプレイス保証は返品不要(万一何らかの理由でAmazonに返品を要求されても限定品など再調達困難な商品はこれを理由に補償額を差額のみに減額することと引き換えに商品を残置することを求める正当性がある)。
6. 返金されたら自分やフォロワーの話としてSNSで報告して転売を撲滅しよう。
出品者の意思により返金された場合転売の利益がゼロまたはマイナスとなる。マーケットプレイス保証による返金の場合も出品者はポリシー違反による返金によりAmazonに高額の損害を与えたことで賠償請求やアカウント閉鎖等の重いペナルティを受けるだろう。いずれにせよ転売屋の収益がマイナスにはなってもプラスにはならないので転売の継続が不可能となる。なお価格以外にも商品に他店の明細書、領収書、保証書、押印等があるまたは発送元が他店であるなど中古品を新品として販売した証拠がある場合ほぼ確実に保証対象となるため併せて請求理由に含めると確実である。
店舗名を使用した店舗限定商品の第三者による無許諾新品販売(転売)は規約違反または販売行為そのものが違法(最高裁判例により商標法及び不正競争防止法違反、刑事罰対象)につき売買...