JALが安売りセールに自社システムが耐えられなくてセール中止という事をやらかしたわけだが。(こういうのが許されるのは00年代後半までだろうよ……)
聞くところによると、ANAもその前にセールをやっていたらしい。しかし、こちらは大きな混乱なく無事終わっているそうだ。
そういえばANAは基幹システムをクラウドシステム化してたよな。それが要因か?と思って調べてみると、JALもANAも、すでにスペインのアマデウス社が提供する、Alteaと言うクラウドシステムに移行を済ましているらしい。
http://press.jal.co.jp/ja/release/201407/002098.html
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00581/
https://www.ana.co.jp/pr/11_0406/11-ana-amadeus0530.html
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/06099/
むしろ契約はANAの方が早かったが、プロジェクトとしてはJALが先行しており、ANAの方が遅かったくらいらしい。しかし、なぜここまで差がついたのか。
ただ、調べてみると、イット業界の端くれにいる俺とすると、ANAの方が情報システム系への投資が妥当というか、計画であるように見える。例えば、基幹システムの移行も、JALは経営破たんによるC/Dから検討を開始ししているようだが、ANAについては2000年ごろから、国内線と国際線の戦略的融合を目標に継続的に検討を進めていた、とある。
また、ANAは2019年に自社のDCの刷新を行っている。今更クラウドじゃないの?と思えば、その頃にAWSの企業事例担っているとおり、AWSなどと連携するプライベートクラウド基盤としていると言うことの様だった。
お前らどう思う?