トイレの黒ずみは難しい事をせずとも、パイプユニッシュを垂らしとけば簡単に落ちる事に気が付いた。
はい天才。トイレ掃除に時間かけるやつ、バカですwと思ったが、自己批判の姿勢は大切なのでよく考えたところ、こんな事ばかりしていたら下水処理に負担がかかるのではないかと気が付いた。
だからと言って直ちに環境保全に目覚める事はなかった。願望を差し引いても、少なくとも自分が生きている間くらいは下水処理が立ち行かなくなる事も無い気がする。石油枯渇するする詐欺がそうであるように、それが永遠ではないにせよ、技術の進歩による延命と資源の限界がアキレスと亀のような状態にでもなっているのだろう。怠惰には抗いがたいし、自分一人の行動が与える微量な貢献量と比べたら大抵の人間は前者に天秤が傾くだろう。環境保全がまさしく囚人のジレンマ問題である事を実感した。