職場の玄関チャイムが鳴り、開けてみると小綺麗でにこやかな顔したおばあさんが佇んでいる。
「こちら、以前お名前は忘れたんですけど、男性の方にもご案内して・・・」とかなんとか言いながら差し出されたの冊子の文字には「目ざめよ!」。
目は覚めてんだよね、こっち仕事してんだから。あなたも仕事か。
よくぞご無事で。コロナ怖かったですか、罹ったら大変ですもんね。と心の中で思う。
「はあ・・・」
「ぜひみなさんでご覧になってください」
毎度一生懸命話しているので基本愛らしい生き物だなと思って見ている。すぐ帰るしね。
しかしこの日は違った、突然こちらを下から上までじっくり見たあとキリッとした表情で
え~~~なに~~~~どこ見てそういう判断になったわけ~~~~~?
失礼すぎない~~~~?喧嘩売ってる~~~~~?!
「は?はあ・・・」
「そうでしょう。・・・分かりました。それでは。」 パタンッ(ドア閉める)
そうでしょう。の後のちょっとした間は何だよ。そしてなぜそれを最後のセリフにして帰れる。
独身だったらどうしたんだよ、確認した理由はだいたい分かるが今ここで言え。
ついでにどうしてそう見えたのかも言ってくれ。地味に傷ついたぞ。(実際に妙齢の独身)
教えだかなんだかの前に失礼のないコミュニケーションを学んでください。目ざめよ。
妙齢って若い女の子って意味だぞ
奇妙な年齢だと思ってるの多いよな
そう言えば、最近、件の人たちが子供を連れてるの見ないな。 俺が子供のころは女の子連れで来るのが基本で、男子校育ちで女子に免疫がない俺はそれだけでドキドキして夜も眠れない...