なんかの形で時代の淘汰から免れてきたものが有名になるんだよね。理由はいろいろ複雑なことだし、今更無理にラベル貼ったり剥がしたりしなくていいと思う。なんであれ面白みや普遍性を見出されたなら、それは重要なものだから。小林秀雄は柳田國男が役人をしていた頃の事件の記録、山の人生(山の木こりの子どもたちが手ずから斧を研ぎ、生活に困っている父に「俺たちを殺してくれ」と頼んだという話)を引き合いに出して、田山花袋の小説はウソのくせにコセコセして小生意気で、こんなものが本当の文学であるはずがない、柳田さんなら鼻で笑うだろう、と詰っていた。ものを作るときや、それを認めたりなじったりするには時間とエネルギーが必要で、ものは向けられたそれらを溜め込む性質があるのだと思う。君の目に蒲団を叩き込んだのは田山花袋というか、昔の人々の時間のでっかい塊だよ。奥付のむこうに人がいっぱい立っていて、一番奥に紫式部が座っている。彼女の権威を信用しろ。
あらすじ話すと妻子持ちオッサン作家が彼氏持ちの若い女弟子にガチ恋して彼氏に嫌がらせしまくった末にラストで女が使ってた布団の匂いを嗅ぐっていう作品なんだが、 読んでて「い...
なんかの形で時代の淘汰から免れてきたものが有名になるんだよね。理由はいろいろ複雑なことだし、今更無理にラベル貼ったり剥がしたりしなくていいと思う。なんであれ面白みや普...
田山やわらかい
人間のダメさを普遍的な形で描き出すのが文学だもんね
でも現代を生きるお前や俺たちでも共感するだろ?それが心のひだをあらわにする名作だ
心のひだってえっちな意味?
同じ田山花袋の「重右衛門の最後」は睾丸がデカすぎた男の話やで
痴人の愛だってツッコミ不在だけどどう考えてもダメな気持ち悪いおっさんじゃん
文学ってのはさあ 文字を使った芸術作品な訳よ 芸術ってのは 時代背景込みで成立するもんよ なんも知らんやつが鑑賞して理解できるわけないだろ
花袋の紀行文は好き
私小説の嚆矢となった作品だから名作扱いなんやで。もちろん当時は、「なんやこの小説リアルすぎてキモすぎやべえ」という批判はあったやで。
「なんだキミは!?」って問い詰めるダチョウ倶楽部がいて成立する話 あぁ??????!!!!!!!!!!!! 問い詰めるのはマーシーの役回りだろが!!!!!!!!!!!!...