かなり昔に買ったんだけど最近思い出して本棚から引っ張り出して眺めていた本。私がこれまで読んだ本の中で最も感銘を受けたもののうちの一つ。今見たけどアマゾンで誰もレビュー書いてないのでなんとなくここに書き残しておこうかなと思った。どうやってこの本に出会ったのかは覚えていないけど、まあ私は昔から他人の日記の類を読むのが好きだったからその流れで見つけたんだろう。内容をアマゾンから引用
「昭和36(1961)年、経済成長を始めた日本の片隅で、向学心に燃え芸術に憧れる少女が担任教師へ綴った、交換日記。」
読み始めたところからこの中学生只者ではないぞと思い、この中学生がその後どんな人生を送るんだと気になって一気に読んだ。そしてどんな人生を歩んだかを知って色々と考えさせられた。先生が最後に書いた「伸ばせば伸びるだろう才能が思う存分伸ばせる社会を作り度い。あなたの文章を読んでいて、その考えがますます強くなった。」という言葉に強く共感した。