2022-03-08

新卒採用における筆記試験性差について

社員数1000名ぐらいの中堅企業で人事やってる増田です。

新卒採用において毎年500人ぐらいの応募をいただき、50名に内定を出し、30名~40名ぐらいに入社してもらってます

流れは、書類(90%通過)→筆記(40%通過)→複数回面接(最終的に30%通過)です。

500名×90%×40%×30%=約50名内定って感じですね。

 

何年かやってると、筆記試験SPI的なやつ)における性差みたいなものが見えてくるようになりました。

私の感覚だとこんな感じで、「→」以降は、結果に対する対応です。 

 

・上位5%以上 圧倒的に男性が多い → 全員通過

・上位5%未満~20%以上 女性が多い → 原則、全員通過

・上位20%未満~上位50%以上 男女同等 → 書類の内容(志望動機自己PR等)を加味して選考

・上位50%未満 男性が多い → 残念ながらお祈り

  

 

ちなみに当社の競合は男性内定を出す傾向があるようなので、

合格段階では内定辞退を加味して、当社も1.5:1ぐらいの男女比で内定を出しています

その結果、実際の入社時の1.2:1~1:1ぐらいに落ち着く感じです。

 

男女平等もありますし、筆記試験の結果だけを見ると女性だけを採用することになりますが、

当社の場合、色々あって長年の試行錯誤の結果、これぐらいの男女比が最適ということになりました。

過去には、男性けが7割、女性けが7割という年もありましたが、どちらの場合弊害がありましたので。

 

他社の人事同士で話していてもだいたいこんな結論になるので、

個人の感想ですが、おおむね間違ってはいないんじゃないかなぁ、と思います

  • 筆記試験ってカンニングが横行していることは分かったうえで導入してますか? それともテストセンター?

    • テストセンターではありませんが、ネット経由では無い、カンニングできない方法でやっています。

      • だよなあ。カンニングしてたらあんなの半分も解けない。

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