2021-12-08

栄養失調の子支援途上国に3000億円 岸田首相が表明

 岸田文雄首相は7日、日本政府主催で同日開幕した「東京栄養サミット」で講演し、栄養失調に陥っている途上国の子供らを支援するため今後3年間で3000億円以上の資金支援を行うと表明した。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の猛威に苦しむアフリカ諸国に約1000万回分のワクチン提供する考えも明らかにした。

 首相栄養不足で1億4000万人以上の子供が発育阻害の状態にある一方、栄養過多により約20億人が糖尿病など食生活関連の病気に苦しんでいる現状を説明。「栄養不足と栄養過多という『栄養不良の二重負荷』は世界共通問題だ」と訴えた。支援資金途上国医療体制充実や魚の乱獲対策など「持続可能な食料システム」構築にも充てる。ワクチン国内で今後生産する英アストラゼネカ製をワクチン供給の国際枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて配布する方針だ。

 栄養サミットは、夏季オリンピックパラリンピック開催国2013年から開催しており、今回で3回目。東京丸の内ホテルを主会場にオンラインを交えて2日間の日程で開催し、80以上の国や国際機関が参加する。【飼手勇介】

これは素晴らしい

シンプルに賛成

日本役割をよく知ってる

中国へのODAとかやってる場合じゃない

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