伊是名氏が標的としたJR東日本と言えば、最大労組のJR東日本労組が社民党も関わっていただろう反安倍デモ、反共謀罪デモ、護憲集会、脱原発集会、はるか沖縄の辺野古基地工事反対座り込みにまで緑ののぼり旗を連ねて大勢の動員をしてきた会社だった。特に人の集まりが芳しくなかったデモの写真では律儀な緑ののぼり旗をはっきりと確認することができる。
数年前までは東労組の組織率は8割を誇り、組合の役員活動をすることは会社の出世コースに乗ることでもあった。
それが2018年からの大量脱退騒ぎで4.7万人いた組合員が4万人ほど脱退してしまった。更に急進派がJR東日本輸送サービス労組という新労組を作り分裂。左翼の集金・動員システムはズタズタになってしまった。残った組合役員は会社による陰謀のせいだと経営陣を責めているがもう力はない。
そういう状態なのでケツ持ちたる社民党が脱退した社員たちや組合を壊した経営陣にそんなことをしたらどうなるかを分からせるため行ったテロが今回の車椅子事件だ。
みたいな論って見かけないな。
社民党の現首脳部って細かいこと考えて無さそうに見えるんだよな。
まあそもそもJR東日本労組が金を上納してきたであろう先は立憲民主党や都民ファーストの会であって社民党ではない。
東労組から分裂した過激派と言われる輸送サービス労組は伊是名氏に共感を示すようなツイートをして社員っぽいアカウントから非難の嵐を浴びていた。
東労組から支援を受けている立憲民主党はどっちの肩を持つのか決めかねていたのか5日ほど反応していなかったが、遅れて伊是名氏に乗っかるようなツイートをしていた。やっぱり金の切れ目が縁の切れ目なのだろうか。