2020-10-30

声優オタクをやめられるかもと思った瞬間

先日、声優さんトークショーで、ゲストアニメプロデューサーが登場した。

俺と同じくらいの年齢のおっさんで、容姿も、俺と似たり寄ったりのさえない感じ(失礼)だった。

しかし、そのプロデューサーの話を聞く声優さん達の表情は真剣で、イベント上の流れとは言え、質問もしていた。

それを見て感じた。

声優さんの周りには、当然仕事関係おっさんが多数いる。

しかしそのおっさんは2種類に分かれる。

一方は件のプロデューサーのように声優さん仕事を与えたり、仕事上で指導をしたりする立場の人。

こういった人たちと声優さん真剣な話をするのだろう。

もう一方は自分のような、声優さんイベントを見に行くオタク

こういった人たちは声優さん必死に話をし、声優さんはそれを内心気持ち悪いと感じながら、仕事なので表面には出さず、チープトークをするのだろう。

同じおっさんとして、収入は違うかもしれないけど、容姿は大して変わらない。

アニメ業界とは全く関係ないけど、そこそこの給料を得つつ、まじめに仕事をしている。

それでも、両者には厳然とした違いがあり、俺のようなおっさんお金を払って応援のために声優さんに会いに行っても、気持ち悪がられるだけだ。

なんかそんなことを考えていたら、声優オタクをやっていることがとても虚しく感じた。

まだ声優オタクをやめられていないけど、こういった思いを積み重ねていけば、いつかきっと声優オタクをやめられるかもしれない。

そんな気がした。

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