ヤリモクのキンモクセイ、ヤリモクセイwみたいなことを考えながら秋を迎えたんだけども、このまえ買い物に行く途中にキンモクセイの匂いが実際に漂ってきて、自分でも驚くくらい動揺してしまった。
なんなんだあの匂いは。特に理由がないのに胸騒ぎがするというか、締め付けられる感じがあるというか、そういう感覚になってしまう。
幼少期に刻まれた夏休みの終わり的アトモスフィアが後をひいてるのか?
香りはいちばん記憶と密接な関係を持ってるっていうけど、そのわりには10月に思い出が見当たらない。好きな子と帰りながらキンモクセイの匂いを嗅いだことはないし、10月に転校していった友達もいなかったし、マジで何もない。そもそもキンモクセイの匂いというものを認識したのが大学に入ってからだった気がする。
キンモクセイに呼びさまされるあの謎の焦燥感はなんなんだ?そもそも秋の空気自体にある程度の焦燥作用がある気がするが、キンモクセイがあると明らかに拍車がかかる。