いや、詳しくないけど。
今じゃそんな素振りも見せないが、吉永小百合は1960年代の紅白歌合戦の常連で、橋幸夫とデュエットした「いつでも夢を」はレコード大賞を受賞している。
若い人は聞いたことないと思うが、歌唱力はまあ…。ま、うまけりゃ、その後も歌ってただろうが。
そういえば「フン、フン、フン、黒豆よ〜」などと歌ってた過去が明石家さんまに発掘されたこともあったな。
石原裕次郎が歌手としてもブイブイ言わせてた頃どういうノリだったのかしらないが、今でいうところのアイドル的存在だったのだろうと思う。
「裕ちゃん」と同時代を生きたファンの人たちの熱量は凄い。多分、歌がうまいかどうかとかそんなことじゃなくて、裕ちゃんが歌ってるってこと自体に価値があったのだろうな、というのは想像に固くない。で、そのレコードが売ってるとなれば、喜んで買ったのだろう。
まあ映画スターに限らないが、昭和のある頃までいろいろ有名になると勢いにのってレコードを出す、という風習があった。スポーツ選手とか。で、それをファンがグッズの一つとして買ったりしてたんだ。してみると、アイドルのCD商法ってのも源流をたどるとかなり歴史が深いのかも。
歌唱シーンなんて一つもないアニメなのにキャラソンが全員分発売されるようになったのも儲かるからよね。おかげで思わぬ歌うま声優が発掘されることもあるけど。
それの大元の源流はベティ・ブープだろう