ホラー系の作品で、洋館とか山小屋とかゴーストタウンとかの孤立した場所に閉じ込められて何かに襲われるやつあるじゃん
ああいう作品でときどきある、「襲ってくる敵が全然なんとかなってない状態で脱出する・しようとする」展開がすごく好きなんだよな 理不尽に巻き込まれてんだから責任も何もないし逃げていいじゃんっていう気持ちに寄り添ってくれる(だいたいギリギリで見つかって死んだりまた戻って来たりしちゃうけど)
「Siren(無印)」唯一の生還者とかかなりいい 作品全体としては元凶を倒してるけど生還者本人は戦わずして逃げ出せてるっていうのがいいですね ちょっと違う話だけど、禍々しい異界から抜け出したところの道路がザ・日常って感じでホントいい
「悪の教典」でも孤立した学校からなんとかいっぺん逃げ出した子がいて良かった 戻んなよとは思うが…
最近読んだ「モンキーピーク」はこの感情を弄んできたな 下山道とか一般の登山客とか救助ヘリとか外部の世界を匂わせる要素は出してくるのに一向に逃げさせないので鬼畜
なんかねえかなあ ただ逃げ切ってあとは任せる作品
SIRENのハゲの薬物中毒者が演技でやってるだけに見えて本当に逮捕されるところとかすごくいいよね