献血ポスター問題でデジャブを感じると思ったら、憤ってる人々に感じる異様な雰囲気はナディア・アトランティス問題に近いんじゃないかな?と思った。
アトランティス本編を見れば分かるが、終盤の板野サーカスリスペクトな戦闘シーンや、津波から都市を守る為に巨大ロボットが出現し
バリヤーを展開するスペクタクルはとても見ごたえがあり、この作品が単なるパクリではないことは一目瞭然である。
だが「俺たちがパクリだと思ったのならそれはパクリだ!!」で力押ししようとする当時のオタク界隈は、
今のフェミ界隈の「私たちが性的搾取だと感じたらそれは搾取だ!!」という理不尽な理屈と全く同じだと言っていい。
そして当時の2chの書き込みを見る限り、アトランティス叩きは必ずと言っていいほど中韓叩きとセットの言説になっており、
「ディズニーが中韓のパクリアニメと同レベルに墜ちた!!」というフレーズでネトウヨ思想を煽っていたことは決して許されることではない。
あれから18年、とうとうナディアのキャラクターデザインに関わった貞本義行氏までが「キッタネー慰安婦像!!」とまで言ってしまうような最悪の事態になってしまった。
今宇崎ちゃんの献血ポスターに怒りを覚えている人々に次ぐ。一度立ち止まって冷静になってほしい。