2018-12-20

anond:20181220005115

「何について旗色鮮明にするか」なんだわ。

今の右翼だの左翼だのというのは第二次世界大戦のことだとか、それに由来する海外との付き合いだとか、少数弱者の扱いだとか、大多数の国民とかけ離れた点を論点にしてる。

しろ対立軸があって、国民生活とかけ離れた点に取り込み、生活に関連することから目をそらさせるためにやってるかのような。

で、なぜか、経済だとか、国民生活を守るための規制については新自由主義。つまり、どんなもの自由放任にせよというスタンスにさせられてる。

自由放任が故に、ブラック労働でも国から保護はなく、かつ、金の動きを止めるようなところを減税して金が集まってそのまま貯めこんで金回りが悪くなってもそのまま放置されてる。

しかし、経済史的には、自由主義を、ケインズ(右)、マルクス(左)が批判して、その2つに移って、その後マルクスが負けたが、ケインズオイルショック一時的な停滞を元に新自由主義に乗っ取られたという形がある。

ケインズマルクスより優れていたが、そのケインズの手柄を新自由主義が乗っ取って、マルクスより素晴らしいのだから新自由主義は素晴らしいのだ。というねじ曲げ方をされている。

ケインズ乗っ取り新自由主義VSマルクス対立軸で、新自由主義が素晴らしいとやるためにも右左なんて安易な軸は望ましい。故に、安易な軸で語ろうとするやつ自体馬鹿にしてかからないとならない。

記事への反応 -
  • 「冷笑派」「妖怪どっちもどっち」がネトウヨと別に批判されるようになってきたが、まさにそのDD系の立場の論者と意見が共通することの多い人間としては非常に悩ましいんだよな。 ...

    • 「何について旗色鮮明にするか」なんだわ。 今の右翼だの左翼だのというのは第二次世界大戦のことだとか、それに由来する海外との付き合いだとか、少数弱者の扱いだとか、大多数の...

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