2018-07-04

iOSアプリ強制終了簡単すぎる

iPhone Xでは昔のように、アプリカードを長押しして出てくるバツボタンを押して強制終了になってて、これはすごく正しいデザインだと思う。だって強制終了っていうのは基本的には避けるべきことであって、iOSではそれほど大きな問題にはなりにくいとはいえ、うっかり強制終了してしまうような事故は避けたい。(ちなみに、アプリ強制終了するとバッテリーが長持ちするというデマがあるが、iOS仕様をある程度知っていればそんな効果ほとんどないであろうことはわかるし、アップル公式否定している。)

ところが世の中は不条理もので、アプリ強制終了したがる人たちがいる。それでそういう人たちが、「強制終了に手間がかかりすぎる」などと文句を言う。そのせいかどうかわからないが、次のiOS 12ではアプリカードを上に弾くだけで強制終了してしまう、iOS 6から10までの仕様に戻るらしい。

まったく困ったものである。この仕様のせいで、いったい何回、アプリを切り替えようとして不意にアプリ強制終了されたかからない。

基本的に、同じ画面の同じ箇所から指を滑らせる操作では、縦の動きと横の動きに違う操作を割り当てるべきではない。片方のみに機能を割り当てて、もう片方は無割り当てが理想だが、それでも両方に割り当てるなら、非破壊的な機能でなければならない。例えばホーム画面では横スクロールの他に、縦にスワイプするとSpotlightが出てくるが、これは非破壊的だからまだマシだ。アプリ強制終了は、例えば何かの処理中だった場合に破棄されてしまうし、そうでなくても次回起動した時に前回の画面から再開できなくなる。

Appleも悪いが、とにかく、なぜかアプリをやたらと強制終了したがる人たちを撲滅しなければならない。

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