2018-02-27

伊藤万理華ソロ写真集エトランゼ感想

伊藤万理華写真集エトランゼ』買った。

自身企画構成にも関わり、スタイリスト自身とのこと。

いわゆるアイドル写真集と違う感じ。



たぶん、いわゆるアイドル写真集において、アイドル本人は被写体としての役割しか担わない。

から、他の制作メンバーが担う役割は自ずから

ビジネスとして、被写体であるアイドルのいいシーンを引き出し、そして切り取ること』となる気がする。

そうなると、そこには客観しか存在せず、アイドルとしての価値だけを凝縮した作品が完成するのでは。



エトランゼ』は、制作に際し伊藤万理華主観意見が反映している。

アイドルである自分に疑問を持ち、映像制作面白さに触れ、アートとしての表現を学んだ、彼女主観

結果、この写真集には『アイドル伊藤万理華』と『表現者 伊藤万理華』が混在している。

人間二面性を切り取った、素晴らしい作品と思う。



彼女は、

アイドルとしての『みんなのためが、自分のため』という価値観と、

表現者としての『自分のためが、みんなのため』という価値観を、

どちらかではなく、どっちも選んだんだな。



それをビジネスとして成り立たせることは茨の道だと思うけど、

やり抜いた先にはブルーオーシャンが広がっている気がする。



まりっかかわいいよまりっか

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