学校に行けなくなった。
新学期が始まった。
周りの人間は去年からの知り合いもいるし、そうじゃない人もいて
みんなが真面目に頑張っている。
教員も悪い人たちじゃない。
でも、学校に行けなくなった。
朝起きて準備して玄関に行って、そこから出ることが出来ず1限に間に合わない。
徒歩10分の距離が果てしなく長い。学校に向かう人々を見て足がすくむ。
真面目な空気、やらなきゃいけない空気、それが気持ち悪くて怖かった。
今までよりも狭い空間に、今年は定員を超えた人数が入学しており
研究室も窮屈になって、もう、学校に行くのもいることも、耐えられそうになかった。
休学や退学を考えた。
勉強や研究は好きだから続けたかったが、学校という場所を考えるだけで、心が痛い。
学費を払い、将来を期待する母親になんて言えばいいのかわからない。
「学校に行けなければ自殺」という選択はバカにされるかもしれないが、本人にとっては一大事だ。
見ている世界が狭いのだとも思う。
だが、今まで生きて来た世界から外に出る気力もなくなってきた。
誰かに助けてほしいわけじゃないけど、生きるのをやめたくなるくらいにはしんどい。
GW前でこの状態なのに、GWなんか迎えたら行かなくなるに決まっている。
その現実すらも怖い。
あるある
まず精神科なり診療内科なりに通おうか。