2016-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20161115231424

・(1)について

選択肢の文は「取り出したのは白玉3個である」。

主語は「取り出したの(=取り出した玉)」、述語は「白玉3個である」。

述語の「白玉3個」は「白玉」と「3個」に分解できるが、一つのまとまりである

このようなとき、主要な情報となるのは後ろの単語である

すなわち、「3個」が述語の主要な情報である

したがって、この選択肢は「取り出した玉は3個である」という文章として読む。

問題から、取り出した玉は4個であるので、この選択肢は間違いと判断する。

******

もしこの選択肢

「取り出したのは白玉が3個である

だったならば、正解の節がある。

すなわち

「取り出したのは白玉が3個である(そして、赤玉が1個である)」

のような意味にとれる。

ただし、選択肢文章としてはぎこちないかもしれない。

もしこの選択肢

「取り出した白玉は3個である

だったならば、正解である

すなわち、

「取り出した白玉は3個である(そして、取り出した赤玉は1個である)」

のような意味と読める。

こちらは誤解されることは少ない表現なので、選択肢として申し分ない。

これらと比べると、選択肢(1)

「取り出したのは白玉3個である

からは、言外に取り出した赤玉の存在を読み取ることは、先述の理由によりほぼできないと言っていい。

意地悪なぞなぞのように、邪推を働かせてようやくそのように考えてもよいというレベルである

したがって(1)は間違いと断定してよい。

・(2)について

「同時に取り出した」とき、片手でやろうと両手でやろうと、白玉4個を取り出す場合がありうる。

・(3)、(4)について

正しく判断していると思います

記事への反応 -
  • 恥を忍んでお尋ねしたい。 http://bylines.news.yahoo.co.jp/yuasamakoto/20161114-00064079/ の【問題2】がどうにも解けないので考え方を教えてほしい。 私が考えたのは、 〈1〉 白玉を3個取り出...

    • ・(1)について 選択肢の文は「取り出したのは白玉3個である」。 主語は「取り出したの(玉)」、述語は「白玉3個である」。 述語の「白玉3個」は「白玉」と「3個」に分解できるが、一つ...

    • 「白玉6個、赤玉3個が入った袋から、玉を同時に4個取り出した」。 上の状況にあてはまるものを選択肢から選ぶ問題。 (ここが重要なのだが、この時点では、まだ玉を取り出していない) ...

    • センター試験思い出すなー 1は「同時に4個取り出した」っていう大前提と矛盾するからありえない。よって☓。 それ以降もかこうかとおもったけど文章でかくとながくなるしたぶんお...

    • > 〈1〉 白玉を3個取り出したのだったら当てはまる。取り出した赤玉は1個だ。 「だったら」と自分でも書いてるとおり、この解釈には飛躍がある。 素直に読めばこれは「全部で、白...

      • 袋が二つで、白玉6個の袋と、赤玉3個の袋として、それぞれの袋から1個以上の玉を取り出すとしたら、4しか選べないですよ。 1は赤玉の袋から取り出せてないのだから不適です。 なぜ、...

    • 1を選びたくなる気持ちはとてもよくわかる これが論理問題だったら俺も1を選んでいた 論理問題で1を外す場合は「白玉3個"だけ"であった」の「だけ」が欲しい 論理は言及していない対...

    • 「異なる色の玉を同時に」とは書いていない。 玉を4個「同時に」取るための最小限の条件は「玉が4個以上あること」なので、同じ色の玉が4個あるなら同じ色の玉を4個取って良い。 玉...

記事への反応(ブックマークコメント)

人気エントリ

注目エントリ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん