2016-02-21

自称グルメ味覚障害

年間何百食を食べ歩いたラーメン評論家!とか、渋谷を食べ尽くした私がおすすめ!とか、体重100kgの私が!とか、孤独のグルメが!とか、言ってる自称グルメ味覚障害なので信用ならない。もっと言えば食事好きな人って総じて味覚障害だよね。むしろ、食が細い人が勧めるのが本当に美味しい店。

きっかけはダイエットだった。長い間、程よく体鍛えて食事質素節制してると、いわゆる胃が小さくなってダイエット初期の頃の猛烈な食への欲求がなくなるんだよね。必要最低限の量、味で満足するようになる。

あれほど好きだったポテチ全然惹かれない。久々に食べてみると味の濃さ、油っこさにびっくりする。ポテチってこんな味だったんだ!今まで感じたことが無かった味覚がわかって面白い。が、ただただ刺激が強い。一口だけで味覚が馬鹿になる。

背脂チャッチャ、豚骨ラーメン一口スープを飲んだだけで口中が猛烈な喧騒で刺激が後頭部に突き抜ける。血圧上昇。二口以降はもう味覚も何もない。これ以上食べるのはただモノを胃袋に運ぶだけ。罰ゲームしかない。

翻って生野菜。同じ価格キャベツでも生産地によってこんなに味が違うのか!味の薄い食べ物でも違いがわかって面白い!!

まぁ、面白いからといって好んで色々なメニューを食べようとは思わないんだけどね。食欲そんなに無いから

自称グルメみたいに毎日毎日様々な食事をしていたらそりゃちょっとやそっとの刺激じゃ満足行かなくなるよね。で究極を求めるんだろうけど、果たしてそれが美味しいものか?刺激に刺激を重ねたその味覚は本当の味覚なの?と。

何が言いたかたかというと美味しいものを外へ求めて刺激を重ねるだけがグルメじゃなくて、たまには舌を休めて落ち着いてみれば、本当に美味しいもの自分の近くに溢れてるんだって気付けるかもしれないってこと。

味音痴だった私が蕎麦の味の違いがはっきりとわかって凄く面白かったので書いてみました。だからって蕎麦が、食事が好きなわけじゃないんだけどね。面白い

  • 舌を休めるっていいね。 言ってることの半分くらいは同意だけど、薄味の違いが分かるようになるってのは、きっと君の味覚がお年寄り近づいているということなんだと思う。 本当の美...

  • 舌を休めるっていいね。 言ってることの半分くらいは同意だけど、薄味の違いが分かるようになるってのは、きっと君の味覚がお年寄り近づいているということなんだと思う。 本当の美...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん