2016-01-11

デファクトスタンダードの憂鬱

Twitterが140文字制限撤廃するという話が広まっている。Twitterに1万字も投稿できるようになると、タイムラインの魅力は減じるのは免れないであろう。140文字制限されているからこその創造性が失われる。一方で、Twitterに長文を投稿したいというユーザ現在不便を感じているのも間違いないだろう。

サービス提供者の理念の元、あえて何かをさせない/何かを強制することにより、サービス特有文化が生まれる、というのは当然あることだろう。問題はそのサービスが広まってしまい、人がいることこそが価値になったとき元の理念とは相容れない利用法をしたくなる人が現れるということだ。

ユーザからすれば「人がたくさんいる」から使い始めるし、運営会社からすれば「人がたくさんいる」ことを強みにして、弱小のときとは異なる戦略がとれるようになる。そのとき元の理念を強固に維持してユーザに不便を強いるか、あらゆるユーザ用途に合うようにして中心がぼやけたサービスにするか、難しい話だ。

この前pixivイラストコメントしてほしくないという人がいたが、それも似たような話であろう。「イラストによるコミュニケーションサイト」という、ある種偏った理念を持っているpixivが「イラスト投稿サイト」としてのデファクトスタンダードになってしまったがための悲しみがある。

ここから、ひたすら多角化を進める日本企業について話を展開させようと思ったが、知識がないので止めておく。

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    ユーザがツールを機能ではなくブランドで見てるから、トンカチでネジを回したいみたいな変な要望が出てくる。 それに応えるべきかとうかだが、売る側も機能ではなくブランドが売れ...

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    はてなブックマークを単なる人気ランキングとしか見てなかったり、ブコメを単なる大喜利としか見てなかったりな。

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