まず看護婦。
親族は開腹手術をしてもらい、一般病室に移った。
そのとき、背もたれが倒れたままの、ベッドに寝かされた。
一旦、腰を掛けたところ、看護婦は、ハイ寝てクダサーイ、との声掛け。
しかし開腹手術後の人間が、腹筋を使って、まとも後ろに倒れられるわけがない。
後ろに倒れながら、強い痛みを感じ、叫び声を上げる。
看護婦、はあ、と言う顔。
親族が、痛みに耐えながら、これからは、手術を受けた人には、背もたれを使ってあげて欲しい、痛いから、と訴えると、はあ!? あたしぃ!? と声を荒げる。
カーテンレールの外側に立つ付き添いを遮断するように、ザッとカーテンを引き、処置をする。
こちらは、手術を受けた親族を人質のようにされているわけで、抗議もしにくい。
気が狂ってるとしか思えない。
そして手術後に、外来で経過を診察してくれる担当医師。(手術担当者とは別人)
あまりの酷さに、心が潰れそうになる。
抗議がしづらい。
その後、付き添った時、思い切って三万円を診察中に渡すと、コロッと態度が変わり、猫なで声。
その後しばらくして、親族が一人で診察に行くと、この前の親族の方によろしくどうぞ、またお会いしたいですねぇ、とのこと。
しかし、実際に手術を担当してくれたお医者さんは、大変な人格者でした。
気配りや思いやりのない看護師なんて即辞めるべきだと思う。気配りや思いやりが看護師に一番求められる資質ではないのか? 親族が病院に入院しているときや施設に入所しているとき...