「許可がなければ絶対に記事にしない」と約束していたにも関わらず
掲載したのであれば、それは明らかに誤った行為であり、
朝日新聞に対し徹底的に抗議するべきだと思う。
実名報道の是非や、メディアスクラム、マスコミ全体の問題をいっしょくたにして、
多くの人がてきとうな批判を行なっているように見える。
政府が発表しなかったのだから発表するべきではなかったという人が多数いるが、
そもそもマスコミは権力を監視し不正を暴く役割を担っているのだから(今できているかは別にして)
政府の発表に従わないことが根拠になっているのは、違和感を感じる。
遺族に配慮して発表するべきではなかった、という批判なら分かる。
写真の掲載許可を出したお兄さんについては、
「常識的に考えて〜知らせる理由がどこにあるのか」
「何も知らないままに許可を出してしまい」
と書かれているが、これはあくまでこの方の主観であり、
お兄さんが何を考えて許可を出したのかもわからない。
誰がそう言っていたのか不明である。
この方が嘘をついているとは全く思わないが、ご自身でも、
「記者が約束を破り、憔悴しきった一般家庭の遺族をさらに追い込んだということが問題」
と仰っており、事実が明らかでないその他の問題は別に考えるべきだ。
マスコミを擁護するつもりは全くないが、
事実とそうでないもの、何が問題だったのかを個別に明らかにして
批判するべきではないのだろうか。
「郵便受けを探るような記者もいたそう」というのも、誰がそう言っていたのか不明である。 これは佐々木俊尚の記事とごっちゃになってるんじゃない? http://www.pressa.jp/blog/2013/01/pos...