■争点は地方分権か中央集権かだと思う。

自民、民主のいう「地方」と、維新の会、みんなの党、減税日本の言う「地方」は180度違う。

自民、民主のいう「地方」は、文字通り田舎。

「田舎には仕事がない」「農村の生活を守れ」etc...

国民の生活、亀井新党、社民、大地、新党日本、みどりの風、共産もその点では同じスタンス。

大都市が稼いだお金で田舎を救おうという方向性。

路線は大きな政府。

財政再建よりも景気対策。

財源は大都市が稼いだお金と借金。

自民、民主より過激にそういう主張をしてるのが、上述の弱小政党郡。

維新の会、みんなの党、減税日本の言う「地方」は、大都市のこと。

大都市が集めた消費税を中央が集めて田舎にばら蒔くのはけしからん。

「地方分権」=「大都市に国の機能を委譲しろ」

つまるところ、小さな政府。

小さな政府と相性がいい経済政策は当然自由主義。小泉路線。

TPP賛成。

財政出動はキライ。

経済のことはマーケットにまかせて、財政再建に専念したい。

減税なんてもってのほか、とにかく財政再建という維新に、減税日本がはぶられてる。

石原は地方分権というより、「中央政府じゃなくて、首都東京に持って来い」なので(文句なしで一番ワガママ)、自由主義とはちょっと違うが、維新の軍門に下った。

アメリカでいうところの共和党と民主党みたいなもん

共和党、つまり小さな政府、最小限の福祉を目指すのが、維新の会、みんなの党。

民主党、つまり大きな政府、手厚い社会保障を目指すのが、国民の生活、亀井新党、社民、大地、新党日本、みどりの風、共産。

で、自民と民主がその中間あたりに位置してる。

自民と民主の違いが一番よくわからない。

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