それで昔、開き直ってネット某所でキモブサ高齢童貞であることをアピールしたら興味を持ってくれた女性がいた
生まれて初めて女の子とのコミュニケーション、毎日毎日ドキドキしながら携帯を覗き込んでいたなあ
そして約1ヶ月が経ったある日、彼女から写真が送られてきた…それがとんでもないブス!
いや、ブスと言うより女性であるのか疑わしいほどゴツい、悪役プロレスラーのような風貌だった
正直ショックを受けた…が、俺は彼女に感謝してたし、メールの楽しさは変わらないから、今までと変わらないように熱心にメール交換を続けたんだ
そんなおり、ついに彼女から「会いませんか?」との誘いがあった
彼女は超絶ブサイクだが、人生初のデート!引き下がるわけにはいかなかったし、純粋に会って話したい気持ちも強かった
そして運命の日、待ち合わせ場所悪役ブサイク風の彼女はいなかった
ドタキャンされたのかとおろおろと焦り始めてたところ、近くにいた女性に声をかけられた
小柄な軽い茶髪のロングヘアーで童顔のメガネ娘だった…写真と全く完全に別人の可愛らしい女の子がそこにいた
聞けば「ためした」らしい。プロレスラーみたいな写真は嘘だったのだ
彼女とは正式に付き合うことになり、俺の彼女いない歴も33年でストップとなった
その後、約2年間、あんなこともこんなことも毎日のようにやりまくった
人生の至福の時だった
そんな夢を見た秋の朝
オマエ死んだほうが良いんじゃないかな? いや、良い意味で。