2012-09-07

理想的思考への自己嫌悪障害者電車

またしてもベビーカー電車が一部で話題になっているが

理性としては母子権利は守られるべきだと思うが

朝の埼京線を実際使う者としては

なにを現実見ずにアホなこと言ってるんだって感じである

だがその考え方は、

日本産業ダメになるから原発は動かさなくてはならない、に通じる内容だから

正直恥ずかしく思う。

それで思い出した自分ダブルスタンダードなのだが、

かつて学生時代に、ラッシュとは逆方向の電車毎日乗っていたことがあった。

対方向とはいえ、首都圏なので、自分の乗る駅あたりでちょうど、すべての席が埋まる。

いつもなんとか座っていた。

しかし、たまに敵が現れるのだった。

それは白杖を突いた視覚障害者

駅員は彼が電車に乗り込むと、座っていた健常者の客に、席を譲ることを求めるのだった。

はっきり言って、たまったものではない。

何が悲しくて、朝一番で席を強制的に奪われるなどという理不尽に遭わなくてはならないのか。

けっきょく、視覚障害者が乗り込む車両は決まっているので、

その車両を避けて乗り込むようになった。

しかし、障害者のために譲歩をしなければならないというのは、

現状では仕方なくても

ゆくゆくは解消されないと仕方ない。

バリアフリーのために健常者が不便を強いられるのは

過渡期的現象だと思いたい。

乙武氏がパラリンピックがなくなればと言ったように。

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