2011-03-19

天才学者少年Yの話?

 

幼い頃Yは 空想を信じる少年だった。あるとき、友達に、

サンタクロースはいない。おまえ、まだ信じてるのかよー。バカだなぁ。あれ、母ちゃんなんだぜ?』と大馬鹿にされいじめられ帰宅

親に相談するも、困り果てられる。

 

ある日、それを見かねた、一人の学者が、彼にこういう。

学者『ふん、不可能存在しない?それは、誰か証明したのかね?』

Y  『でも、みんなは、居ないっていうよ?』

学者『愚かしい。昔地球は平だと言われていた、だが、今では球だと言われている。証明出来ていない皆の言う事なんて、どうして信じる

   証明もしないで、ありえないなんていうことは、それこそ、ありえない。』

Y  『でも、サンタはお母さんだって

学者『よろしい、ではこうしよう。世界の全ては、実験である実験しなければ何もわからない。

   あと数日でクリスマスだ、君はお母さんに、嘘をついて今年はガンダムプラモデルが欲しいと言いなさい。

   そして、私にだけ本当は何が欲しいのかを教えておきなさい。

   ほんとうにサンタがお母さんなら、君はガンダムプラモデルをもらうだろう、サンタが居るなら、本当に欲しい物をもらうだろ。

   何をもらったか、私に言いなさい。もし、君が、本当に欲しい物をもらったのなら、私が学者の名にかけて、サンタは居ると証明されたと言おう』

Y  『でも・・・もし、ガンダムだったら・・・サンタはいないって・・・証明されちゃう』

学者『それは仕方がない、科学とはそういうものだ。居るなら居る、居ないなら居ない。それだけだ

   私は誰も信じない、ただ、実験結果を観測するだけだ』

Y  『ぐっすん・・・わかった。』

 

そうして、その年、少年が受け取った プレゼントは・・・

  • サンタはいるさ。 みんなの心の中にある少しずつの優しさ、 それが人の形をとったのがサンタクロースなんだ。 みんなの心の中にちっちゃいサンタクロースが住んでるんだ。 でも、...

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