法事が有り、その後の会食にて、雑談の流れで遠縁の親戚の一人に訪ねられた。
「君、PC関係の仕事をしているんだよね? ちょっと聞きたいことがあるんだ。プリンターの動作が時々おかしいんだよね。メーカーのマニュアルやサイトで調べても分からないんだ。君なら分かる?」
そこで私はその症状をたずねたところ、紙詰まりや印刷の不具合レベルではなく、機械そのものの異常らしいので、
「私はそういう、ハード関係の方は詳しくないんですよ。その異常についてはちょっと分からないですね。やっぱり、メーカーに直接聞いてみた方が良いですよ」と答えたら、
その質問した本人を始め、話を聞いていた周囲が一斉に笑った。その質問した親戚は、「君はちょっと天然というか…面白い人だねえ」と笑いながら呟いていた。
私は呆気に取られたが、「ええ? そうでしょうか? よく言われますけど……」と答えた。
その後、母が呆れて言うには、「あなた、あの小父さんはね、メーカーでも分からないから、詳しいはずのあなたに尋ねてたんじゃないの。
それをまた、『メーカーに聞けばいいですよ』って、抜けてるというか、やっぱり空気の読めない子ね!」
一口に「PCの仕事」といっても、その分野は細部かつ多岐に渡っていて、その全てを把握できているわけではないし、少しでも分野が違うと理解や事情に疎くなることは、PCに限らず他の業種や職種にも言えることだ。
それでも、私は考えた末に、あまり知ったかぶりで適当な答えを言うよりも、その分野の専門家にあえて尋ね直したほうが確実で解決も速いと判断して、以上のように答えたのだ。
その考えや気持ちが正しく伝わらなかったばかりか、(実の親にまで!)笑いものにされて、酷く傷ついた。
ぜんぜんおかしくない。 というか、なんでまわりが笑ったのか、説明を聞いてもわからない。 メーカーが公表している情報を探したけどわからなかった。 分かる範囲の一般的なトラブ...
こういうことがあると嫌なので親戚にいうときは電話局の中みたいな機械関連の仕事をしています。 PCを作っている訳ではないですね。使ってはいますけど。 といっている。 親戚でも...
>君なら分かる?」 >そこで私はその症状をたずねた まず質問に答えよう。 逆質問は良くないね。 >紙詰まりや印刷の不具合レベルではなく、機械そのものの異常らしい その判断...
自分が判断できるかどうかを知るためには 症状がわからんとどうしようもないだろ。 そこは質問せざるを得ないな。